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2026年9月8日

フェイスラインがぼやけたら、「顔」より先に見る場所があります

カテゴリー:たるみ

「昔よりフェイスラインがぼやけてきた」
「体重は変わっていないのに、顔が大きく見える」
「顎と首の境目がなくなってきた」

40代以降になると、こうした顔の輪郭の変化を感じる方がいませんか?

フェイスラインが崩れてくると、どうしても気になるのは「顔」です。頬が下がったのかな、脂肪が増えたのかな、もっと引き上げた方がいいのかな、と。

もちろん、顔そのものにも原因はあります。

年齢とともに皮膚のハリや弾力は変化し、皮下脂肪の量や位置、筋肉、顔を支える組織、骨格にも少しずつ変化が起こります。だから、顔をケアすることは間違いではありません。でも、フェイスラインを本当に考えるなら、私は顔だけを見るのでは足りないと思っています。

なぜなら、フェイスラインは顔だけでつくられているものではないからです。

顔の下には、首があります

当たり前のことですが、頭の下には首があり、その先には肩や胸があります。ところが美容になると、この当たり前の構造を忘れて、「顔」と「身体」を別々に考えてしまうことがあります。

例えば、スマートフォンやパソコンを見る時間が長く、頭が身体より前へ出る姿勢が続いたとします。頭は成人で数kgの重さがあります。その位置が前へずれるほど、首や肩周辺にはより大きな負担がかかります。首周辺の筋肉の使われ方も変わり、顎下から首にかけての角度や見え方にも影響します。

一度、鏡の前で横を向いてみてください。

頭を前へ出した状態と、頭が自然に身体の上に乗っている状態。

同じ顔、同じ脂肪量でも、顎下やフェイスラインの見え方が違うことがあります。

つまり、「二重あごが目立つ=脂肪が増えた」「輪郭がぼやけた=すべて皮膚がたるんだ」とは限らないのです。

食いしばりで、顔の輪郭が変わって見えることもある

もう一つ、フェイスラインを見るときに無視できないのが食いしばりです。

顎の外側にある咬筋は、ものを噛むときに働く筋肉です。日常的に強く噛みしめる習慣が続くと、咬筋が発達し、下顔面が横に張って見えることがあります。

すると本人は「年齢とともに顔が大きくなった」「フェイスラインが崩れた」と感じていても、皮膚のたるみだけではなく、筋肉の使い方が輪郭に影響している可能性もあります。

さらに、頭が前へ出る、首肩が緊張する、食いしばる――こうした状態は一つずつ独立しているとは限りません。

だからフェイスラインを見るときは、顔の中で何が起きているのかと同時に、顔を支えている周囲で何が起きているのかを見る必要があります。

フェイスラインがぼやける原因は、一つではありません

ここまで読むと、「では、たるみの原因は首や姿勢なの?」と思うかもしれません。

そういう意味ではありません。

40代以降のフェイスラインの変化には、皮膚の弾力低下、脂肪の量や位置の変化、筋肉や支持組織、骨格の加齢変化など、顔そのものの老化も当然関係しています。

そこに、むくみ、食いしばり、首肩の緊張、頭の位置や姿勢などが重なって、今の輪郭がつくられていることがあります。

つまり、

フェイスラインのぼやけは、顔そのものの加齢変化だけでなく、頭・顎・首・肩の状態や日常の身体の使い方まで含めて考える必要があります。

同じ「フェイスラインが気になる」という悩みでも、中で起きていることは一人ひとり違うのです。

だから「何で上げる?」より先に考えてほしい

フェイスラインが気になったとき、

「どの美顔器がいい?」
「どの機械なら上がる?」
「脂肪を減らした方がいい?」

と、すぐに方法を探したくなります。

でも私は、方法を選ぶ前に、原因を考える順番の方が大切だと思っています。

脂肪が多い人と、脂肪が少なくなって頬のボリュームが変化している人に、同じ「脂肪を減らすケア」をするのは違います。

皮膚のハリ低下が大きい人と、食いしばりによって下顔面が張っている人も同じではありません。

姿勢によって顎下が詰まって見えている人に、顔だけを一生懸命引き上げても、それだけでは見ている範囲が狭い。

結果として悩みが現れている場所と、その原因がある場所は、必ずしも同じではありません。

これはフェイスラインだけでなく、私がエイジングケアを考えるうえで、とても大切にしていることです。

私がフェイスラインを「顔だけ」で見ない理由

だから私は、フェイスラインのお悩みで来店された方でも、顔だけを見て施術を決めません。

もちろん、皮膚の状態、脂肪、むくみ、表情筋など、顔そのものはしっかり見ます。

そのうえで、首や肩、デコルテ、顎周辺の緊張、姿勢や食いしばりなど、顔以外から輪郭に影響しているものがないかも一緒に見ます。

「たるみだから上げる」のではなく、

なぜ、この人のフェイスラインは今こう見えているのか。

そこが分かって初めて、その人に何が必要なのかを考えられるからです。

老化そのものを止めることはできません。

でも、今ある状態をできるだけ良好に保ちながら、老けて見える原因や悪化させる要因を一つずつ減らしていくことはできます。

顔だけを追いかけるのではなく、その人全体を見る。

それが、Convince Beauty Estheticが考える40代からのフェイスラインケアです。

「綺麗になった今の顔のまま、10年後の自分を迎える。」

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